2017年06月29日

ある日のレッスン 〜今夜比べてみました!Part2 "Nebbioloの比較"〜

この日の「今夜比べてみました!Part2」のクラスは、バローロ2種類を含むイタリアを代表する黒ブドウ、”Nebbiolo(ネッビオーロ)”の比較。

”ネッビオーロ”は、北部のピエモンテ州、ロンバルディア州や南部のサルデーニャ州で栽培される黒ブドウ。
シノニム(別名)であるSpannna(スパンナ)やChiavennasca(キアヴェンナスカ)は、呼称資格認定試験では、頻出なので、覚えていて損はないはず。
タンニンが豊かで、しっかりした力強い長熟向きのワインとなります。

また、”ネッビオーロ”から造られるワインというと、Barolo(バローロ)やBarbaresco(バルバレスコ)が有名ですが、それ以外にも、D.O.C.G.でRoero(ロエロ)や、Gattinara(ガッティナーラ)、D.O.C.だと”Nebbiolo d'Alba(ネッビオーロ・ダルバ)”、”Langhe Nebbiolo(ランゲ・ネッビオーロ)”など、ピエモンテ州だけでも、様々なワインが造られています。

ということで、比較して頂いたのは、4種類。
ちょっと少ないと思われるかもしれませんが、バローロ2種類、バルバレスコ1種類というちょっと贅沢な飲み比べになっています。

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最初から「2種類はバローロ、1種類はバルバレスコですよー」と言っていたので、みなさん、どれがバローロか分かるか、必死で考えていらっしゃいました。

そんな中、一番人気だったのは、やはりバローロ(笑)。

★2012 Fratelli Revello “Barolo” (フラテッリ・レヴェッロ “バローロ”)

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「エリオ・アルターレ」と聞いてピンとくる方は、ワイン好き、特にイタリアワインがお好きな方ではないでしょうか?
「エリオ・アルターレ」はモダンスタイルのバローロを確立した、バローロボーイズの一人として知られていますが、このレヴェッロ(兄弟)は、そのエリオ・アルターレの直弟子と言われています。

濃いルビー色の色調で、熟した赤いベリー系のコンフィチュールの香りが中心。タンニンが豊富なのですが、不思議と柔らかさも感じられ、バランスの良い味わいに仕上がっています。
今飲んでももちろんのこと、しばらく置いてから飲んでも美味しいワインです。
そして、”バローロ”というと、お高いイメージを持たれている方が多いかと思いますが、このバローロは、小売希望価格で5,400円(税込)。
普段飲みにという訳にはいかないと思いますが、ちょっと良いワインを・・なんていう時に飲むのには「アリ」なのではないでしょうか?

ちなみに、バローロなどのワイン産地では、「毎日飲むのはドルチェット、週末はバルベーラ、特別な時はネッビオーロ!」と言われているそうです。

生徒さん達も「これなら欲しいなー」と言って、写メを撮りまくってました(笑)。

今日は、あるワインの入荷待ち!午前納品なので、ワインが届くまでは動けない(笑)!
届いたら今度はお客様にお送りする作業もしなくてはいけません。
なので、待っている今、この時間に出来ることをやっておかないと、また午後がバタバタになるので、頑張りまーす!


posted by EMINCO at 10:41| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月27日

2回目のAbysse(アビス)

ニュージーランドから帰国してすぐ、外苑前にあるAbysse(アビス)へ2回目の訪問。
とっても、美味しく楽しかったのですが、既に1か月以上前のこととなり、やや記憶が曖昧なのはお許しください・・。

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前回、「可愛いな〜」と思っていたテーブルセッティング。このお皿素敵ですよね。

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この日もワインはお任せのペアリングで。

青のりのサブレには、ブラン・ド・ブランのシャンパーニュを。
ミネラル分を強く感じ、コクのある深い味わいで余韻が長く、海苔の風味がしっかりあるサブレに、濃厚な牡蠣のムースとの相性はバッチリでした。

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続いてのアミューズは、ウニ。ですが、中には確かアジも入っていました。
ワインは、ミュスカデを合わせて。
このミュスカデが、ミュスカデらしい軽やかさだけでなく、厚みもあって、面白かった!

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続いては大好きな稚鮎のフリット。このほろ苦さがたまりません!
このお皿には、ワインと日本酒を。
ワインは、サンテミリオンで造られる白ワイン!ソーヴィニヨン・ブランを中心に、珍しいメルロ・ブラン(そんなのがあったのね!)などがブレンドされているとのこと。
日本酒は、大好きな”醸し人九平次”の”Le K”。甘みと酸味のバランスが絶妙。
どちらのマリアージュも素敵でした!

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あれ?私、お料理の写真を何枚か撮り忘れてるのかも・・。
ワインとお料理の数が合わないし、確実に食べているスペシャリテのスープ・ド・ポワソンがない・・。

ということで、何に合わせたのかちょっと分からないギリシャ・サントリーニ島の”アシリティコ”。土着品種ですね。

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最初のお魚は、アナゴ。脂、乗ってました。
ここでも、またワインと日本酒の両方のペアリングを楽しみました。
ワインは、こちらでこういう定番を目にするのは珍しいなーと思う、マルク・コランの”シャサーニュ・モンラッシェ”。安心の味わいです。
日本酒は、新政の”陽の鳥”。このペアリングは、新政の勝ちかな(自分が新政大好きだからかも)?

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そして、このワインと日本酒がスープ・ド・ポワソンに合わせたもの(多分・・)。

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最後のポワレは、マナガツオだったかなー。うーん、自信なし。
合わせたワインはプロヴァンスのロゼと、ヴァン・ダルザスのようですが、ちょっと記憶に残ってません。すみません・・。

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でも、この最後に出して頂いたオリジナルボトルに入ったお煎茶は、スッキリしていてまろやかで、お茶の甘みが存分に感じられて美味しかったのは覚えてます!

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デセールは2品。

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前半の食事やワインに関しては、割としっかり覚えているのに、後半はかなり怪しい・・。
うーん、やっぱり覚えておきたいものは早めに書かないとダメですね(反省)。

実は、今月もお伺いする予定だったのですが、夫の痛風のため、「旨味の詰まったスープ・ド・ポワソンなんてとても無理だし、ワインのペアリングも楽しめない・・」ということで、来月に延期。
予約変更のお電話をしたら、同情してくださったそうです。。

ということで、次回は体調を整えて伺い、記憶がきちんとしているうちにブログにアップしたいと思います!



posted by EMINCO at 10:19| Comment(0) | お外ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月21日

ある日のレッスン 〜イタリア20州の復習 Piemonte編〜

いつもそうなのですが、旅行記を書き終わってからは、何を書けばいいのか悩みます・・。

単純に、色々な記憶が曖昧になってきていることが多いのも残念ながら事実です。
溜まっているレッスンの記事を書くのも、その時の資料を見たりしながら、色々思い出して・・というと、何気に時間が掛かったりもするのです・・。
でも、やっぱり、レッスンの記録を残すのがこのブログを付けている理由の一つだしなー、ということで、今日はレッスンのことを。

前回の「イタリア復習Veneto編」は、私が想像していた以上に、生徒さん達がかなり楽しんで、満足してくださっていた様子だったので、「こんなに喜んでもらえるなら、2回目以降も気合い入れて頑張るぞー!」と思いながらの2回目はイタリア北部のピエモンテ州。

今回も、土着品種に加え、著名D.O.C.G.を集めてみました。

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白は2種類。イタリアの白ワインの代表といえるであろう「Gavi(ガヴィ)」と、ピエモンテの土着品種「Timorasso(ティモラッソ)」を使ったワイン。
タイプが全然異なるワインなので、どちらがお好きか聞くと、皆さん「選ぶのが難しい〜!」と仰ってましたが、全員共通の意見は「このガヴィは美味しい!」ということ。

★2015 Fontanafredda “Gavi del Comune di Gavi”  
 (フォンタナフレッダ “ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ”)

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”ガヴィ”というと、スッキリしていてゴクゴク飲める反面、香りなどはあまり感じないということがありますが、この”ガヴィ”は、柑橘系のフルーツやリンゴなどの香りがしっかりと感じられ、味わいはフレッシュ&フルーティで飲みやすいのですが、豊かなミネラルも感じられ、飲み応えもしっかりあります。
レッスン前にワインを選ぶのにテイスティングしていて「あ、このガヴィなら喜んでもらえるかも!」と思っていたので、生徒さん達から「このガヴィは美味しい!」という言葉を聞けて、とても嬉しかったです。

そして、ほとんどの方が「初めて飲みます」とのことだったティモラッソ。

★2011 Az.Agr Ricci Carlo Daniele “Terre del Timorasso”
 (リッチ・カルロ・ダニエーレ “テッレ・デル・ティモラッソ”)

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”ティモラッソ”という品種は、ちょっとリースリングに似た感じのところがあり、酸味とミネラル、そして少しオイリーさ感じられます。
香りは甘く、アプリコットやオレンジなど、オレンジ色のフルーツにナッツやアーモンドのような香ばしい香りに、少しスモーキーなニュアンスも。
無濾過、ノンフィルターで、旨みが凝縮した感じがあり、しっかりとした旨みを感じます。
「これもまたすごい美味しい!」と私が聞きたい言葉が聞けました。

赤は全部で4種類。
ピエモンテ、と言ったらということで、定番のドルチェット、バルベーラ、ネッビオーロに、土着品種のクロアティーナ。

一番人気があったのは、ネッビオーロを使ったバローロでしたが、それは分かっていたことだったので(笑)、2番人気だったクロアティーナをご紹介。

★2008 Az.Agr. Ricci Carlo Daniele “Elso”
  (リッチ・カルロ・ダニエーレ “エルソ”)

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”クロアティーナ”は、イタリアの北部、中部の土着品種。”Bonarda(ボナルダ)”の一部ともいわれています。
ロンバルディア州のD.O.C.ワイン「Oltrepo Pavese(オルトレポ・パヴェーゼ)」などにも使われている品種です。
黒い果実の香りに、コーヒーやチョコレートのような甘い香りに、スパイス香も感じます。
味わいは果実の甘みがしっかりしたタンニンと上手く調和し、干しブドウのような凝縮感があり、余韻も長め。
濃くて甘いのですが「もう少し」となるのが不思議なワインです。

この日も「今日も楽しかった!」「美味しくてまた飲みすぎちゃいました(笑)」など、嬉しい意見が聞けて、私も楽しいレッスンとなりました。
このクラスは2回⇒持ち込み会、ということにしているので、次回は前回のヴェネト州と今回のピエモンテ州のワインを持ち込んでのワイン会です!
posted by EMINCO at 09:46| Comment(0) | レッスン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする