レッスンが行われたのは3月中旬。まだ桜も蕾だった頃で「お花見のお供になるようなお気に入りを見つけて下さい」なんて言っていたのですが・・。
この日、テイスティングして頂いたのは5種類。
でも、一纏めにロゼワインと言っても、様々な色合いがあるのがこうして比較すると分かります。
この日、一番人気だったのは、オーストラリアのスパークリングワイン。
★NV Dominique Portet “Sparkling Rose Brut RD”
(ドミニク・ポルテ “スパークリング・ロゼ・ブリュット ライト・ドサージュ”)
名前から気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、オーナーの醸造家はボルドー出身のフランス人。
シャンパーニュと同じ瓶内2次発酵で、品種もシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが使われています。また、”ライトドサージュ”の名の通り、ドサージュは控えめでスッキリドライな仕上がりで、色々なお料理に合わせやすく、食前酒としてだけでなく、食中酒としても楽しめるパーティーなどでも大活躍しそうな1本です。
スティルワインは、好みが分かれたようですが、ちょっと珍しいということで、こちらのワインに分があったかな・・。
★2011 Mazzei “Belgvardo” (マッツェイ “ベルグァルド・ロゼ”)
サンジョベーゼとシラーを半分ずつブレンドして造られたイタリアのロゼワイン。品種だけ聞くと、ちょっと重たそうなイメージですが、軽やかなミディアムボディに仕上っています。
上記のグラスの写真では右から2番目で、色合いもどちらかという白ワインに近い淡い色調で、みなさん品種をお話すると「えー信じられない!」と仰ってました。
カプレーゼやピザなど、カジュアルな食事と合わせ、冷やしてゴクゴク飲みたい、そんなワインです。
みなさん、「ロゼばかりをこんなに一度に飲むのは初めて!」と仰っていましたが、実はロゼってお料理とも合わせやすく、使い勝手の良いワインなのです。
ヨーロッパでは年々、ロゼの消費量が増えているのですが、日本ではロゼのシャンパーニュは人気ですが、それ以外はイマイチパッとしませんね・・。
なので、レッスンで紹介することで、みなさんが「買ってみようかな」と思うきっかけを作れたら嬉しいなと思います。
また、ただいま、体験レッスンも承っております。
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