2019年02月15日

ある日のレッスン 〜~ニューワールドワインを楽しむ!日本編〜

ニューワールドクラスのレッスン、ビックリする位、アップしてなかったですね・・。
そりゃー、フランス&スペイン旅行のことばかり書いていたから、当然といえば当然か・・。
気を取り直して、一番直近に行ったクラスを書くことにします。

今回、ニューワールドクラスを行っていたことで、改めて感じたのが、やっぱりみなさん日頃飲んでいるのは、フランスワインとイタリアワインなんだなーということ。
自宅で飲むのに買うにしても、日本への輸入量がフランスを抜いたチリワインということもあまりなく、アメリカワインやオーストラリアワインなどは、イタリアンやフレンチに行っても置いているところがそんなに少なく、実は飲む機会があまりない、などということが、分かりました。
(もしかしたら、うちのお教室に通っている方に共通している点というだけかもしれませんが・・)

実際、私も飲むのは、外でも、家でも、フランスワインとイタリアワインが圧倒的。
なので、自分の経験値としても、この2つの国のワインが圧倒的にズバ抜けていると思います。
そこで、色々考えたこともあるので、それに関してはまた、別途書きたいと思います。

という訳で、話がちょっとズレてしまいましたが、日本ワインのクラスのことを。
この日は、6種類をテイスティング。

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日本ワインというと、やはり甲州は外せません。
が、甲州以外のワインは、ちょっと珍しいものをチョイスしてみました。

甲州種の「百農民」は、2017年に収穫をお手伝いしたワイン。 その時の様子 → http://eminco.seesaa.net/article/454062626.html
とっても、フルーティーで、甲州らしさを感じられるワインに仕上がっていました。

真ん中の"ITM"の文字が見られるボトルは、伊丹空港の中にある大阪エアポートワイナリーのもの。
これは、海外のブドウで造ったワインなので、日本ワインではなく、国内製造ワインになります。
世界で唯一、空港内にワインの醸造所があるのです。
昨年の10月、訪れた際、ブログに書いたつもりでしたが、書いてなかったようですねー。
なので、その時の写真を少し。

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写真を見て、「あれ?なんか見覚えがある」と思った方もいるかもしれません。。
そう、この可愛らしいイラスト。東京の深川ワイナリーが経営されています。

他には、日本を代表するワイナリーと言えるであろう、小布施ワイナリーのスパークリング、北海道の滝川ワイナリー、鳥取の北条ワイン、山梨の蒼龍葡萄酒のデザートワインと、バラエテイに富んだワインを楽しんで頂きました。

ちなみに、今は、奈良県、徳島県、佐賀県以外の都道府県でワインが造られています。
東京にいると、色々な地域のワインが集まってくるので、様々な種類を楽しめるのが良いですね!

今、ニュースを見ていたら、江の島で雪がちらついているようです。。
毎日、寒くて本当に嫌になりますが、みなさま、良い週末を!

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2019年02月12日

ある日のレッスン 〜シャンパーニュクラス いつもと違うシャンパーニュ編〜

やっと、フランス&スペイン旅行記が終わり、国内旅行やNY旅行なども書きたいのですが、旅行ばかりもどうかと思うので、久々にレッスンのことを書こうと思います(笑)。

もうブログに書けていないレッスンがありすぎるので、直近の年明けに行ったレッスンのことを。
通常は、我が家でレッスンは行っておりますが、この日は、出張レッスンということで、生徒さんのお宅でレッスンを行いました。
「テイスティンググラスは持っていきます」と伝えていたのですが、前日「合羽橋に行ってグラスを買ってきました!」と連絡が・・。
なんと、30脚も買ってくださったとのこと・・。
ありがとうございます!
他の生徒さんからは「これでいつでもこちらで開催出来ますね!」なんて声も(笑)。

この日のテーマは「いつもと違うシャンパーニュ」。
シャンパーニュと言ったら、泡のある発泡性ワインであるのはもちろんのこと、Brutと言われる辛口が一般的ですが、実は、泡立たないスティルワインや甘口のシャンパーニュもあります。
また、使われる品種は、シャルドネ、ピノ・ノワール、ムニエの3種が一般的ですが、それ以外の品種で造られたものや、実は7品種が認められているので、その7品種全てをアッサンブラージュしたもの、またDemi Secと言われるほんのり甘口のものなど、普段は飲む機会があまりないであろう、5種類のシャンパーニュ地方のワインをテイスティングして頂きました。
我が家で行っているのと同じように、テレビにPPを映して頂き、それらの説明をしてから、テイスティングスタート!

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まずは、ピノ・ブラン100%のブラン・ド・ブラン。

★NV Petit Camusat “Blanc de Blancs Brut”  (プティ・カミュザ “ブラン・ド・ブラン ブリュット”)

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こちら、実は、以前「シャンパーニュとお寿司の会」でも一度出したことがあるのですが、その際、とても好評だったのですが、今回もやはり一番好きと言われた方が何名か・・。
ブラン・ド・ブランでも、香りも華やかで、フレッシュな果実味と柔らかい酸味、ミネラル、シャープ過ぎず、繊細な味わいが人気の要因かなと思います。

そして、みなさん「こんなのがあるんですねー!」と驚かれていた7品種をアッサンブラージュして造られたこちらのシャンパーニュ。

★NV Janisson Baradon “7C”  (ジャニソン・バラドン “セット・セー”)

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”セット”はフランス語で数字の”7"。そこからも7品種が使われているのが分かります。
基本の3種以外はプティ・メリエ種、アルバンヌ種、ピノ・グリ種、ピノ・ブラン種が使われています。
プティ・メリエ、アルバンヌは聞いたことがないという方がほとんどではないでしょうか?
実は、シャンパーニュの生産量の99,7%は、基本の3品種から造られています。
なので、それ以外の品種はわざわざ探さないとお目に掛かることが出来ないと言えるでしょう。
7種類の品種をアッサンブラージュしているので、バランス良くまとまっているかと思いきや、酸味もしっかりあり、しっかりした力強い味わい。
ドサージュが3gと少ないエクストラ・ブリュットなので、よりドライ感も感じられ、強い味わいに感じられたのではないでしょうか?

そして、泡もの最後のこちらがこの日の一番人気でございました。

★NV Simon Devaux “Demi-Sec” (シモン・ドゥヴォー “ドゥミ・セック”) 

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最近、大手メゾンでも、生産されているDemi Sec(ドゥミ・セック)。
ドサージュの量だけ聞くと「けっこう甘い?」と思ったりしますが、実はほんのり甘いというか、とても優しい口当たりなので、みなさん気に入るのでは?と思っていたのですが、まさか、一番人気とはちょっとビックリ。
女性陣はもちろんのこと、男性陣も結構気に入ってましたねー。
また、この造り手のシモン・ドゥヴォーは、ルー・デュモンの仲田さんの盟友だそうで、仲田さんはこちらでシャンパーニュ造りの研修を行ったそうです。
仲田さんが醸造に全面参画した特別プロジェクトで、"Lou Beatitudinem"の名で出しているシャンパーニュもなかなかのクオリティーでお勧めです。

そして、ここからはスティルワインへ。

★2015 Salmon “Chaumuzy Blanc Pinot Meunier”  (サルモン “ショミュジー ブラン・ピノ・ムニエ”)

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シャンパーニュ地方のスティルワインには、「コトー・シャンプノワ」と「ロゼ・デ・リセ」の2種類があり、「コトー・シャンプノワ」は、白、ロゼ、赤のワインを造ることが可能です。
「コトー・シャンプノワ」事体、あまり目にする機会がないと思うのですが、このワインは、黒ブドウであるムニエを白ワインに仕上げているという変わり者(笑)。
つまり、スティルのブラン・ド・ノワールなんですね。
「シャンパンといえばムニエと言われるようになる日がきっと来ると、世界でひとりだけかもしれませんが、私は信じています」というほど当主のアレクサンドル氏は、ムニエに情熱を傾けているようです。
開けたては硬かったのですが、時間と共に開いてくると、ふくらみが感じられ、あまり経験したことのない複雑さも感じられました。

最後の赤ワイン。

★2015 J-M-Seleque “Pierry Rouge” (セレック “ピエリー・ルージュ”)    

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この2015年がファーストヴィンテージの”ピエリー・ルージュ”。 
シャンパーニュ第三世代の一人ともいわれるジャン・マルク・セレック氏は、最新式の卵型コンクリート製タンク「ウフ・ノンブロ」を導入したりと、常に美味しいシャンパーニュの追求をしています。
こちらも開けたてはやはり硬かったのですが、ピノ・ノワールらしさが感じられるようになってきました。

「今日は全てが珍しく貴重な経験が出来ました!」「ドゥミセックがこんなに美味しいなんて思いませんでした!」など、この日も色々な嬉しいご意見を聞くことが出来ました。
そして、この日は、レッスン後は、生徒さんのご家族などもジョインされて、新年会がスタート!
みなさん持ち寄りのポットラック。
私は鶏ハムを作って持っていきましたが、写真、撮ってなかったみたいですねー。

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残ったシャンパーニュ類が終わってからは、それぞれ持ちよったワインも開けて、かなり、みんな酔っぱらいました(笑)。
ご自宅をご提供いただいたY夫妻、本当にありがとうございました!

今回のように、出張レッスンも承っておりますので、単発などでもお気軽にご相談ください!

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2018年10月18日

ある日のレッスン 〜シャンパーニュクラス ブラン・ド・ノワール編〜

この日のシャンパーニュクラスは、”ブラン・ド・ノワール”のテイスティング。
黒ブドウのピノ・ノワール、ムニエから造られるシャンパーニュがテーマです。

シャンパーニュは白ブドウのシャルドネ、黒ブドウのピノ・ノワール、ムニエの3種類をアッサンブラージュ(ブレンド)するのが一般的ですが、ムニエは、シャルドネ、ピノ・ノワールの補助品種として使用されることが多いため、どうしても下に見られがちです。
でも、最近は、ムニエにこだわる若手の造り手なども多く出てきています。
そうそう、あのクリュッグでさえ、必ずムニエを10%程度は使用しているそうです。
などと、シャンパーニュ以外ではあまりお話することのないムニエのことを中心に講義をしてから、テイスティングへ。

テイスティングは4種類。
ピノ・ノワール100%、ムニエ100%、2種類をアッサンブラージュしているもの(ピノ・ノワールorムニエの比率が高いものを1種類ずつ)。

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さて、1番人気だったのは・・。

★2009 Alain Couvreur “Rémi Couvreur Brut Blanc de Noirs Millésime”  
 (アラン・クヴルール “レミ・クヴルール ブリュット・ブラン・ド・ノワール”)

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ピノ・ノワール主体(87%)で、ムニエをアッサンブラージュしたミレジメシャンパーニュが一番人気でした!
ドサージュは10gと、最近のものとしてやや多めですが、それゆえにピノ・ノワールの酸味が和らぎ、バランス良く仕上がっています。
香りも干しブドウのようなドライフルーツの甘い香りが中心。
シルキーで、きめ細かい泡。余韻も長め。
フルートグラスより、白ワイン用もしくはピノ・ノワール用のグラスで飲むのがお勧めです。
食事と合わせてというより、シャンパーニュ単体を楽しみたいタイプでしょうか。
ちなみに、”レミ”は、メゾンを運営しているお兄さんの名前。
ブラン・ド・ブランには弟さんの名前”ダヴィド”が冠されており、こちらも機会があれば、紹介したいなー。

そして、2番人気だったのは、こちらも2種類のアッサンブラージュ。

★NV Didier Chopin “Veuve de Nozac Brut”
 (ディディエ・ショパン “ヴーヴ・ド・ノーザック・ブリュット”)

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こちらは、ムニエが主体(70%)。
ムニエ100%のものだと時々感じられる苦みもややあり、ムニエの存在感を感じますが、心地良い感じで、決してネガティブな要素ではありません。
シャンパーニュと言うと食前酒のイメージが強いかもしれませんが、食中酒として楽しみたいタイプです。
そして、こちらのシャンパーニュ、メーカーの希望小売価格が4,000円(税別)と、シャンパーニュとしてはかなりコスパが良いのも嬉しいポイント。
上級キュヴェはノルウェーでのシャンパーニュ・コンクールでクリュッグやドン・ペリニヨンを押さえ第1位になったり、ベルギーのコンクールでは出品シャンパーニュ全400銘柄中19位という上位にランクされたこともあるそうです。
そんなシャンパーニュのエントリーキュヴェなので、美味しくても当然かもしれませんね(笑)

ちなみに、ピノ・ノワール100%のものは「ちょっと酸味が強く感じる」、ムニエ100%のものは「ちょっとエグミ(苦み)を感じる」という意見が・・。
アッサンブラージュすることで、バランス良く仕上がったシャンパーニュがこの日は人気のようでした。

ただ、いつも言っていることなのですが、ワインは嗜好品。
なので、「美味しい」というのは個人の好みの違いなので、何が良いということはないのです。
高いワインを誰もが美味しいと感じる訳ではないのが、何よりもその証拠だと思います。
それに、その日の体調や気候、一緒に飲む人、シチュエーションでも味わいの印象は大きく異なるので、前にすごい美味しかったからもう一度飲んだら「あれ?こんなだったけー?」と感じることも珍しくありません。
そうは言っても、ご自分の好みを把握していた方が、ワインが選びやすくなることは間違いないと思うので、レッスンで色々なタイプのワインを比較して頂いて、自分の好きなタイプを見つけて欲しいなーと思っています。

「先生、うまく言えないんですけど、これ美味しくて、好きです!」と言われることが結構よくあるのですが、実はそれが一番嬉しかったりします。
香りの要素を色々述べたりするのも良いですが、まずは楽しく味わって頂くのが一番良いと思っています。
そんなこともあり、レッスン後はそのワインに合うグラスに色々替えて、もう一度ワインを楽しんで頂くようにもしています。
テイスティンググラスは、そのワインがどんなワインかを知るのに最適ですが、やっぱりワインを味わうのなら、それに合ったグラスで飲む方が良いのですから。
たいていの場合は、グラスを替えた方が美味しいとみなさん仰るのですが、時々「でも、私はテイスティンググラスの方がこれは好きかも・・」なんて意見も聞けたりするのはとても楽しいし、勉強になります。

来月は、以下の2つのクラスが単発、途中参加が可能ですので、ご興味がある方は是非ご参加ください!

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11月16日(金) 19:30- ニューワールドクラス 
       アメリカ・カリフォルニア州以外のワイン 
       単発参加: 9,720円       
      「力強いワイン」というイメージの強いアメリカワイン。
       その印象通りのもの、「これがアメリカワイン?」と
       意外な印象を受ける品種など様々な品種を楽しんで頂きます。       
       ワシントン州、オレゴン州などが、今回のテーマです。

11月18日(日) 15:00- シャンパーニュクラス
      「ロゼの華やかさとヴィンテージシャンパーニュに酔いしれる」        
       単発参加:10,800円       
       ロゼ&ヴィンテージシャンパーニュを楽しんで頂きます。
       日頃、ロゼやヴィンテージシャンパーニュを比較試飲する機会は
       なかなかないと思います。
       それぞれの違いや個性をお楽しみください。

いずれのレッスンも、体験レッスンとして、1回のみ、5,400円でご参加頂くことも可能です。
お申し込みは、当ブログのコメントorメッセージ、もしくは以下のHPからお願い致します。
なお、個人宅にて開催しておりますので、住所等の詳細はご参加確定後にご連絡させて頂きますのでご了承ください。

また、4名様以上であれば、リクエストベースでのレッスン開催、出張レッスンも可能ですのでどうぞお気軽にお問合せください。
たくさんのみなさまのご参加、お待ちしております。

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